はじめに
みなさん投資で資産運用をしていますか?
私は2020年のコロナショックから投資を始めて、そろそろ4年が経とうとしています。
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これまでの運用実績では、コロナショックからの回復と株高によって、損失を出さず利益をあげることを継続出来ています。
もちろん常に右肩上がりではなく、22年の米国の利上げによって調整相場を始めて経験した際には、投資を続けることが不安になったりもしました。
長期運用を目指している中で、これからも同じ様な経験はするでしょうし、いつかコロナショックの様な大きな暴落に出くわすかもしれません。
それはみなさんも同じだと思います。
これまで起きた下落局面を振り返り、その時にどのように過ごすのか、を書きたいと思います。
投資手法は様々ありますが、今回の記事ではインデックス投資をされている方を念頭に書きます。
株価暴落の歴史
暴落時にこれまでに起きた株価暴落の歴史について書きます。
ウォール街大暴落
1929年 ウォール街大暴落
アメリカで発生し、世界恐慌を引き起こし、第二次世界大戦の要因となりました。
アメリカの株価はそれまでの最高値から83%下落し、株価が回復するまでに15年掛かりました。
ブラックマンデー
1987年 ブラックマンデー
世界的な株価の大暴落で、アメリカの株価は1日で22%下落しました。
1日の下落幅では歴代1位ですが、株価は2年程度で元に戻りました。
日本のバブル崩壊
1990年 日本のバブル崩壊
バブル時の株価を取り戻したのは2021年、32年掛かりました。
ITバブル(インターネットバブル)崩壊
2000年 ITバブル(インターネットバブル)崩壊
2001年の同時多発テロを含めて、45%株価が下落しました。
株価の回復には、6年掛かりました。
リーマンショック
2008年 リーマンショック
リーマンブラザーズ破綻により米国株は50%下落し、世界金融危機が起きました。
株価の回復には5年掛かりました。
コロナショック
2020年 コロナショック
コロナウイルスのパンデミックにより、世界経済全体が下落し、米国株は20%下落しました。
下落幅は大きかったですが、ワクチンの開発成功等により、株価は回復し、2020年の年末には下落前の高値を更新しています。
株価暴落したとき
ここまでの歴史を見ても分かるように、中長期的に経済が成長していく前提ならば、株価は一時的に暴落しても回復していくことが分かります。
これから新NISAが始まり、長期的な資産運用を目指していくなら、投資する商品をしっかり考えて、一時的な暴落に狼狽えて解約したり、積立を停止したりしないようにしましょう。
特に積立投資の場合なら、暴落時は多く資産を買えてラッキー、と思えたら、投資も長続きするかと思います。